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奥出雲の森から

忘れかけていた土の匂いを、感じたとき。緑の息遣い、聞こえた気がするとき。なんだかなつかしい、思いになります。
新しいいのちも胎動する、森の木の根もとの枯葉の下は、すべての生物のふるさと、だからかもしれません。
神話の故郷「奥出雲」の山里から朝日のまぶしさ、夜露の瑞々しさを託して人と人の健やかなつながりを広げられることに今日も感謝の一日が始まります。

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究極の牛乳生産のあり方を求めて

質のいい原乳は、豊かな自然のなかで生まれます。

 私たちは原乳の品質を高めるために、飼料はもとより飼育方法や飼育規模、さらには酪農をとりまく環境にも配慮しています。
 酪農の理想は、放牧によって牛が自由に採食できること。きれいな空気と水のあるところで、太陽を浴び、のびのび育った牛から質の高い生乳が生まれます。奥出雲は清流斐伊川に潤わされ、土に恵まれた地。木次乳業の原乳は、この斐伊川流域に点在する酪農家から集められています。

私たちが推奨するのは家族的酪農です。

 乳質の向上には、乳牛の健康管理が不可欠。私たちは大型酪農ではなく、飼育者の目が行き届く規模での酪農を推奨しています。牛はデリケートで、健康でほんとうにおいしい牛乳は、家族のように気を配って育てられた牛から生まれるからです。そのためには、飼育者が心身ともに健康でなくてはなりません。私たちは、酪農家がリフレッシュする時間がとれるよう、ヘルパー制度をつくっています。

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配合飼料には非遺伝子組換えを採用しています。

 非遺伝子組換えの配合飼料の導入にあたっては、牛の体調を崩す心配があるため、酪農家にとっては大きな冒険でした。あえて承知のうえで取り組んだのは、真に確かな乳質への挑戦でした。現在、木次乳業では全酪農家が非遺伝子組換えを採用できるよう、勉強会を開催しています。

生乳の質は厳密に管理しています。

 飼料や牧草、季節、天候によって乳質は微妙に変化します。集乳に際してはサンプリングを行い、細菌数や体細胞数を検査して乳質の変化をキャッチ。常に安定した品質を保っています。また乳房の清浄や前搾りなど、搾乳指導を徹底。

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日本にふさわしい酪農の姿を模索しています。

 日登牧場では山地酪農を行い、これからの日本の酪農を核にした農業のあり方を模索しています。山がちな日本で、放牧のために山を切り開けば、環境破壊につながります。日本の地勢にふさわしい酪農を実現するため、ここでは山岳牛ブラウンスイス種を導入しています。ホルスタインより乳量は少ないが乳質に優れ、足腰が強くて山地放牧に適しているからです。

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